皆さん、こんにちは。
さんぜろ不動産の日下です(^^)
今回は、あるお客様から「中古戸建て」の売却のご依頼をいただきました。
担当として、査定や重要事項説明書の作成にあたり、
・土地・建物の権利関係
・土地の境界
・法令に基づく制限
・災害情報
・建物状況
・供給施設及び排水施設の整備状況
などの調査を開始。
概ね役所調査なども終え、重要事項説明書の作成に取り掛かったところ、
「あれ?」 と・・・ふと気付きました。
そう、まだ家の裏手を確認していなかったのです!
慌ててお客様に連絡し、現地に急行。
すると、なんと敷地の裏手に側溝があることが判明!
お客様によると、この裏手の側溝に「雑排水」も「雨水」も接続されているとのこと。
お客様から聞き取りは十分にしていたつもりだったのですが、これは初耳です!
「雑排水」と「雨水」については、
てっきり、表に整備されている側溝に接続されているものだと思っていました。
早速、役所に行って調査を行い、重要事項説明書にも必要事項を反映することができました。
不動産は、年代によって法令や施工内容が違いますし、昔は無かった設備が今はあったり、その逆があったり、
案件ごとに違って同じ物件はひとつとしてありません。
ですので、現在だけの法令や常識に囚われず、
物件が成り立った時代背景も踏まえて、調査することが大切なんです。
そんなこと、分かっていたつもりなのですが、
それでも、今回のように見落としそうになったりするものです。
不動産の査定や調査は、物件の価値を正しく評価するために欠かせません。
しかし、不動産はそれぞれに特徴があり、一概に同じ調査方法で対応できるわけではありません。
そのため、丁寧な聞き取りと徹底的な確認を心がけ、物件の個性や問題点をしっかりと把握することが大切です。
お客様も、査定や調査の際には、不動産会社にしっかりとご相談ください。
さんぜろ不動産にご相談いただければ、物件の価値を最大限に引き出し、より高値で売却できるよう、全力でサポートさせていただきます。
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