皆さんこんにちは!
岡山市を中心エリアとしている岡山不動産情報館「さんぜろ不動産」の日下です!
平素は弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
「防災の基本は最悪の想定から ~東日本大震災から10年~」と題して、数回に分けていきたいと思います。
今回は、その④「事後防災は持続可能な手段で考える」についてです。
「事後防災」については報道でもたくさん情報が出ているので少し調べると有益な情報をたくさん得ることができます。
大切なのは「持続可能かどうか」を判断基準とすることです。
よくある例が、緊急用の食料です。
お金をかけて準備しても、したことすら忘れていたり、いざ必要になったら消費期限が過ぎていいたり、というのは十分に起こり得ます。
期限切れになる前に買い直す必要がありますが、お金も手間もかかります。
買う前にまず、定期的に見直しを行う習慣にできそうかどうかを判断基準に持つことが大切です。
避難グッズの置き場所も重要です。
枕元に避難グッズを置くことが推奨されていますが、これらのグッズは決して「オシャレ」ではないので、生活空間では完全な異物と言えます。
その生活空間に存在することが受け入れられないものは、いずれ押し入れの奥深くへ追いやられるだけでしょう。
生活の邪魔にならず、それでもいざという時にはすぐに取り出せる、そんな置き場を考えることが、防災グッズを買うより優先すべきことです。
防災についての話は尽きることはないのですが、今回はこの辺でまとめたいと思います。
「事前防災」も「事後防災」もどちらも大事ですが、「事後防災」の代表である防災グッズを買うだけではまったく対策になっていないことがご理解いただければ、それが貴重な第一歩です。
文中にも記載しましたが、私達は防災のために生きているわけではないですから、必ずどこかで妥協することになります。
つまり完全な防災対策はあり得ません。
いつ何が起こるのか?どれくらいの被害なのか?実際に発生してみないとわからないのが自然災害です。
だからといって何も対策を行わなわず、見て見ぬふりをするのは間違いです!
「起きてしまったものは仕方がない」と言えるのは、自然災害で生き残った人だけだからです。
防災とは、万が一が起きたときに「やっていてよかった」というものではなく、「やっていなかったこと」を激しく後悔しないように想定し準備しておくことなのではないでしょうか?
皆さん!大切な家族のために「やるべきことをきちんと想定・準備」しておきましょう!
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