【第3回】失敗しない建物解体と不動産売却―解体業者の選び方と費用の真実 - 【岡山エリアの不動産売却】さんぜろ不動産

岡山エリア専門 不動産売却査定センター

お気軽にお問い合わせください 0120-128-030

来店のご予約・お問い合わせ

  1. スタッフブログ
  2. 【第3回】失敗しない建物解体と不動産売却―解体業者の選び方と費用の真実

スタッフブログ

【第3回】失敗しない建物解体と不動産売却―解体業者の選び方と費用の真実

「安すぎる見積もり」の闇を知る

皆さん、こんにちは。
岡山で不動産の売却をサポートする、さんぜろ不動産の日下(くさか)です。

「解体業者から見積もりを取ったら、金額に大きな差があって困っている」
「一番安い業者に頼めば良いのでは?」

解体工事で最も多いトラブルが、「安すぎる業者」による被害です。

実は、「安い見積もり」には、以下のような深刻なリスクが潜んでいます。

  • 廃材を山林に不法投棄し、施主(所有者)も警察から事情聴取
  • 「地中埋設物が出た」「アスベストが検出された」と、工事中に次々と追加請求
  • 近隣挨拶なしで工事を開始し、苦情で工事が中断。追加費用25万円
  • マニフェスト(産業廃棄物管理票)を発行せず、不法投棄のリスクを施主が負う

これらのトラブルは、適正な業者選びマニフェストの確認を徹底することで、すべて防ぐことができます。

今回は、岡山エリアの適正費用、悪徳業者の手口、そして絶対に確認すべきマニフェスト(産業廃棄物管理票)について、徹底的に解説します。

このブログは、不動産攻略チャンネルと連動しています。←準備中

このシリーズの内容を、音声でさらに詳しく解説しています。

📺 YouTube:不動産攻略チャンネル
[https://www.youtube.com/playlist?list=PLRjE5hz1Nuc3Bl6mEKSbgvDDalaObTpva]

「文字で読むのは疲れた」という方は、ぜひチャンネル登録をお願いします!

この記事はシリーズ【第3回】です

回数タイトル内容概要
【第1回】失敗しない建物解体と不動産売却―解体の判断基準と放置する6つのリスク解体の判断基準/放置リスク6種/古家付き土地の選択肢/さんぜろ不動産の戦略
【第2回】失敗しない建物解体と不動産売却―解体前に絶対確認すべき5つのポイント境界線/擁壁・水路/ライフライン/アスベスト/近隣挨拶/買主視点の重要性
【第3回】失敗しない建物解体と不動産売却―解体業者の選び方と費用の真実岡山の適正相場/安すぎる業者のリスク/マニフェスト/補助金/売主を守る契約書
【第4回】失敗しない建物解体と不動産売却―地中埋設物と整地の重要性地中埋設物の法的責任/整地の種類と効果/真砂土整地/買主が求める土地の状態
【第5回】失敗しない建物解体と不動産売却―不用品処分と親族調整の進め方不用品のリスク/親族間調整3つのコツ/売却7つの鉄則/ワンストップサポート

→ 今回は【第3回】です

この記事で分かること

  • 岡山エリアの適正解体費用(構造別・坪数別・付帯工事の内訳)
  • 「安すぎる業者」の3つの危険性と実例(不法投棄、追加請求、近隣トラブル)
  • マニフェスト(産業廃棄物管理票)の重要性と確認方法
  • 岡山市の補助金制度(最大50万円)の活用法
  • 売主を守る契約書の条項(地中埋設物の免責特約、引き渡し後の免責)

読了時間:約12分

前回のおさらい

前回(第2回)では、「解体前に絶対確認すべき5つのポイント」について解説しました。

特に重要なポイントは以下の3つです:

  • 境界線の確定: 曖昧なままでは損害賠償リスク180万円、測量費用30万円〜50万円
  • アスベスト事前調査: 2022年4月から義務化、違反すると30万円以下の罰金、2023年10月から有資格者による調査が義務化
  • 近隣挨拶: 工事の1週間前、両隣・向かい・裏の計8軒が目安、挨拶不足で工事中断15万円の実例

今回は、その続きとして「解体業者の選び方と費用の真実」について詳しく見ていきます。

岡山エリアの適正解体費用(2025年最新)

構造別の解体費用相場

構造坪単価30坪40坪50坪
木造5万円〜8万円150万円〜240万円200万円〜320万円250万円〜400万円
鉄骨造6万円〜9万円180万円〜270万円240万円〜360万円300万円〜450万円
RC造(鉄筋コンクリート)7万円〜10万円210万円〜300万円280万円〜400万円350万円〜500万円

費用に影響する要因

要因内容費用への影響
①立地条件道路の幅(4m未満は割高)、重機の搬入可否、住宅密集地狭小地・密集地は+20〜30%
②建物の状態老朽化の程度(倒壊の危険)、アスベストの有無アスベスト撤去で+10万円〜200万円
③付帯工事ブロック塀、庭木、井戸、浄化槽の撤去ブロック塀1万円/m、庭木3万円〜10万円/本
④廃棄物の量不用品、家具、残置物の量2tトラック1台あたり5万円〜10万円
⑤時期繁忙期(3月・9月)は割高閑散期(1月・8月)は−10〜15%

なぜ岡山エリアは「5万円〜8万円/坪」なのか?

岡山エリアの解体費用は、全国平均と比べてやや安めです。理由は以下の通りです:

理由内容
①処分場が近い岡山市内には、産業廃棄物の中間処理施設が複数あり、運搬費用が安い
②競争が激しい解体業者が多数あり、価格競争が激しい
③地価が安い地価が安いため、解体業者の経費(事務所・駐車場)も安い

ただし、「安すぎる業者」には要注意です。適正価格を大幅に下回る見積もりは、不法投棄や追加請求のリスクがあります。

実例:木造40坪・4LDKの解体費用内訳

実際の解体工事の内訳を、詳しく見ていきます。

物件概要:

項目内容
所在地岡山市南区
建物木造2階建て、4LDK、40坪
状態築40年、老朽化、アスベストなし
立地道路幅5m、住宅密集地

解体費用の内訳:

項目費用詳細
本体解体工事240万円40坪×6万円/坪
ブロック塀撤去15万円15m×1万円/m
庭木撤去8万円2本(1本4万円)
浄化槽撤去12万円5人槽
整地・転圧10万円重機で転圧
廃棄物処理30万円木材、瓦、コンクリートなど
諸経費20万円事務手数料、保険料など
合計335万円

付帯工事の詳細:

項目詳細費用
ブロック塀撤去高さ1.2m、長さ15m
重機で撤去し、コンクリート塊を処分場に運搬
15万円
庭木撤去松の木2本(高さ5m)
根っこまで撤去し、処分場に運搬
8万円
浄化槽撤去5人槽(地中1.5mに埋設)
掘削して撤去し、処分場に運搬
12万円

この事例のポイント:

  • 本体解体工事(240万円)だけでなく、付帯工事(45万円)も必要
  • 廃棄物処理費用(30万円)は、廃棄物の量によって変動
  • 諸経費(20万円)には、事務手数料、保険料、現場管理費などが含まれる

「安すぎる業者」の3つの危険性

危険性①:不法投棄のリスク―施主も責任を問われる

解体で発生した廃材を、正規の処理施設に運ばず、山林や空き地に不法投棄する業者が存在します。

法的リスク:

対象罰則
業者(実行犯)5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金
法人の場合、3億円以下の罰金
施主(所有者)業者の不法投棄を知っていた、または容認していた場合、同等の責任を問われる可能性

実例:山梨県大月市の不法投棄事件(2019年)

項目内容
事件概要解体業者が、解体で発生した廃材(木材、瓦、コンクリート)を、山梨県大月市の山林に不法投棄
発覚近隣住民が通報し、警察が捜査
判決・業者:罰金100万円
・法人:罰金300万円
・代表取締役:懲役2年執行猶予3年
施主への影響施主も警察から事情聴取を受けたが、「業者の不法投棄を知らなかった」ことが認められ、罪には問われなかった
ただし、マニフェスト(産業廃棄物管理票)を受け取っていなかったため、「管理が杜撰だった」として、社会的信用を失った

このケースから学ぶこと:

  • 施主が「不法投棄を知らなかった」としても、マニフェストを受け取っていない場合、「管理が杜撰だった」と判断される
  • マニフェストは、施主を守るための重要な証拠

危険性②:予期せぬ追加請求―最終的に2倍以上の費用

「最初は安い見積もりだったのに、工事が始まったら次々と追加費用を請求された」というトラブルが頻発しています。

よくある追加請求の口実:

口実追加費用
「地中に埋設物が見つかった」+50万円〜100万円
「アスベストが含まれていた」+80万円〜150万円
「廃棄物が想定より多かった」+30万円〜50万円
「擁壁が崩れそうなので補強が必要」+50万円〜100万円

実例:岡山市内のFさん―200万円の追加請求

項目内容
物件概要岡山市北区、築45年の木造住宅、35坪
当初の見積もり150万円(坪単価4.3万円)
業者の説明「他社より50万円安いですよ!」
工事開始後の追加請求・「地中からコンクリート基礎が出た」→+80万円
・「アスベストが検出された」→+70万円
・「廃棄物が想定より多かった」→+50万円
最終的な費用350万円(当初見積もりの2.3倍)

Fさんのコメント:

「最初は『安い!』と喜んでいたのですが、工事が始まったら次々と追加請求され、最終的に350万円もかかりました。結局、他社の見積もり(280万円)より70万円も高くなりました。『安い見積もり』には裏があると、身をもって知りました」

追加請求を防ぐ方法:

対策内容
①見積もりに「追加費用が発生する条件」を明記「地中埋設物が発見された場合の追加費用」「アスベストが検出された場合の追加費用」を事前に見積書に明記
②契約書に「追加費用は事前承認が必要」と明記「追加費用が発生する場合は、事前に施主の承認を得る」と契約書に明記
③事前調査を徹底アスベスト調査、地中埋設物の調査を事前に実施し、追加費用のリスクを把握

危険性③:近隣トラブルの発生―工事中断で追加費用

安い業者は、近隣への配慮が不十分なケースが多く、以下のトラブルが発生します。

よくある近隣トラブル:

トラブル内容結果
事前挨拶なしで工事を開始近隣住民から「事前に聞いていない」と苦情→工事が中断
騒音・振動・粉塵対策が不十分近隣住民から「うるさい」「ホコリが入る」と苦情→工事が中断
工事車両が近隣の通行を妨害近隣住民から「車が出せない」と苦情→工事が中断
廃材が隣地に飛散隣地の庭に廃材が飛散→損害賠償請求

実例:岡山市内のGさん―工事中断で25万円の追加負担

項目内容
物件概要岡山市南区、築40年の木造住宅、30坪
業者選び格安業者に依頼(坪単価4.5万円、総額135万円)
トラブル・近隣挨拶なしで工事を開始
・隣人から「事前に聞いていない」と苦情
・市に通報され、市の職員が現場を視察
・市から「近隣住民への説明が不十分」として、工事の一時中断を指示
結果・工事が1週間中断
・中断期間の追加費用:25万円
・Gさんが急遽、隣人に謝罪し、粗品(5,000円の菓子折り)を持参

Gさんのコメント:

「格安業者に依頼したのですが、近隣挨拶を一切せずに工事を始めました。隣人から苦情が入り、工事が1週間も中断してしまいました。結局、追加費用25万円がかかり、『安かろう悪かろう』を実感しました」

マニフェスト(産業廃棄物管理票)の重要性

マニフェストとは?

解体で発生した廃材が、適正に処理されたことを証明する「ゴミの追跡伝票」です。

産業廃棄物処理法により、マニフェストの発行は義務です。発行しない業者は、不法投棄のリスクが極めて高いため、絶対に避けてください。

マニフェストの流れ

段階担当内容
A票排出事業者(施主)廃棄物の種類・量を記載
B票収集運搬業者廃棄物を収集したことを証明
C票収集運搬業者中間処理施設に運搬したことを証明
D票中間処理業者中間処理(破砕・焼却など)が完了したことを証明
E票最終処分業者最終処分(埋立など)が完了したことを証明

必ず確認すべきポイント

確認項目内容
①E票を受け取るE票(最終処分完了の証明)を必ず受け取る
E票が発行されない場合、不法投棄の可能性
②5年間保管マニフェストは5年間保管する義務がある
③電子マニフェストも可紙のマニフェストだけでなく、電子マニフェスト(JWNET)も有効

実例:マニフェストを受け取らず、不法投棄が発覚

Hさんのケース:

項目内容
物件概要岡山市中区、築50年の木造住宅、40坪
業者選び格安業者に依頼(坪単価4万円、総額160万円)
「マニフェストは不要です」と業者が説明
トラブル工事完了後、近隣の山林に廃材が不法投棄されているのが発見され、警察が捜査
廃材の中に、Hさんの住所が記載された郵便物が見つかり、Hさんが特定される
結果・警察から事情聴取を受ける
・業者は逃亡し、連絡が取れない
・Hさんは「マニフェストを受け取っていなかった」ため、「管理が杜撰だった」と判断され、社会的信用を失った
・不法投棄された廃材の撤去費用(約50万円)を、Hさんが負担することに

Hさんのコメント:

「業者が『マニフェストは不要です』と言うので、『そんなものか』と思っていました。まさか不法投棄されるとは思わず、警察から事情聴取を受けたときは、本当に驚きました。マニフェストの重要性を、身をもって知りました」

さんぜろ不動産のサポート

提携解体業者はすべて、マニフェストの適正管理を徹底しています。E票のコピーを施主にお渡しし、5年間の保管をサポートします。

また、電子マニフェスト(JWNET)を利用している業者も紹介し、紛失のリスクを回避します。

信頼できる解体業者の選び方

確認すべき5つのポイント

項目内容確認方法
①建設業許可または解体工事業登録・500万円以上の工事:建設業許可が必須
・500万円未満:解体工事業登録が必須
許可番号・登録番号を確認
国土交通省のサイトで検索可能
②マニフェストの適正管理E票の発行・5年間保管を約束できるか契約書に「E票を施主に渡す」と明記
③アスベスト調査の実施有資格者(石綿含有建材調査者)による事前調査資格証のコピーを確認
④近隣対応の実績事前挨拶、騒音・振動対策、クレーム対応過去の施工事例、近隣住民の声を確認
⑤損害保険への加入工事中の事故・損害に対応できる保険保険証券のコピーを確認

見積もり時に確認すべきこと

確認項目内容
①「坪単価」だけでなく、付帯工事・廃棄物処理費用を含む総額見積書に、ブロック塀撤去、庭木撤去、浄化槽撤去、整地、廃棄物処理費用を明記
②追加費用が発生する条件を明確にする「地中埋設物が発見された場合」「アスベストが検出された場合」の追加費用を事前に見積書に明記
③契約書に「追加費用は事前承認が必要」と明記勝手に追加請求されないよう、契約書に明記

岡山市の補助金制度(2025年最新)

①空家等適正管理支援事業(除却)

項目内容
対象特定空家、または1年以上居住していない空き家
補助額解体費用の1/3、上限50万円
申請期限2025年2月14日まで(報告期限)
問い合わせ岡山市住宅課 086-803-1466

②ブロック塀等撤去補助金

項目内容
対象道路に面したブロック塀等(高さ1m以上)
補助額撤去費用の2/3、上限15万円
(見積額または塀の長さ×9,000円/mの低い方)
申請時期工事着工前に申請が必要
問い合わせ岡山市住宅課 086-803-1466

さんぜろ不動産のサポート

補助金の申請書類作成、行政への提出代行を無料でサポートします。

売主を守る契約書の条項

さんぜろ不動産では、解体工事の契約書に、「売主を守る条項」を明記し、売主のリスクを最小化します。

条項①:地中埋設物の免責特約

記載例:

「地中埋設物については、売主の知る限り存在しない。解体時に、基礎は地中1m以上まで掘削し、完全撤去した。万一、引き渡し後に地中埋設物が発見された場合でも、売主は責任を負わない。ただし、売主が地中埋設物の存在を知っていた場合は、この限りでない」

ポイント:

  • 「売主の知る限り」と明記することで、善意であることを強調
  • 「基礎は地中1m以上まで掘削し、完全撤去した」と明記することで、売主が適正に対応したことを証明
  • 「売主が地中埋設物の存在を知っていた場合は、この限りでない」と明記することで、悪意がある場合は責任を負うことを明確化

条項②:解体時の記録

記載例:

「解体時に、基礎は地中1m以上まで掘削し、完全撤去したことを、写真で記録した。写真は、売主が5年間保管する」

ポイント:

  • 写真で記録することで、「基礎を撤去していない」というクレームを防ぐ
  • 5年間保管することで、後日のトラブルにも対応できる

条項③:引き渡し後の免責

記載例:

「引き渡し後に発見された瑕疵(雨水が溜まる、雑草が生える、地盤が沈下する等)については、売主は責任を負わない。ただし、売主が瑕疵の存在を知っていた場合は、この限りでない」

ポイント:

  • 引き渡し後のトラブルを免責することで、売主のリスクを最小化
  • ただし、悪意がある場合は責任を負うことを明確化

注意:

免責特約は、売主が「悪意」または「重大な過失」がある場合は無効になります。そのため、解体時に徹底的にチェックし、「売主は善意である」という証拠を残すことが重要です。

まとめ:第3回のポイント整理

  • 岡山の適正費用: 木造5万円〜8万円/坪、40坪で200万円〜320万円、付帯工事(ブロック塀、庭木、浄化槽)も含めると合計335万円の実例
  • 安すぎる業者のリスク: 不法投棄(施主も事情聴取、撤去費用50万円負担の実例)、追加請求(最終的に2.3倍の350万円)、近隣トラブル(工事中断で追加費用25万円)
  • マニフェストの重要性: E票(最終処分完了証明)を必ず受け取り、5年間保管。受け取らないと不法投棄のリスクを施主が負う
  • 岡山市の補助金: 空家解体で最大50万円、ブロック塀撤去で最大15万円
  • 業者選びのポイント: 建設業許可、マニフェスト管理、アスベスト調査、近隣対応、保険加入、見積書に付帯工事・追加費用の条件を明記
  • 売主を守る契約書: 地中埋設物の免責特約、解体時の記録、引き渡し後の免責

次のステップは、「地中埋設物と整地の重要性」を知り、解体後のリスクに備えることです。

よくある質問(FAQ)

Q1. 相見積もりは何社取るべきですか?

A. 3社程度が適切です。あまり多すぎると比較が困難になります。金額だけでなく、対応の丁寧さ、説明の明確さ、マニフェストの発行、アスベスト調査の有無も重視してください。

Q2. マニフェストがない業者は違法ですか?

A. はい。産業廃棄物処理法により、マニフェストの発行は義務です。発行しない業者は不法投棄のリスクが極めて高いため、絶対に避けてください。

Q3. 補助金を受けるには、どのタイミングで申請すればいいですか?

A. 工事着工前に申請が必要です。着工後の申請は認められません。さんぜろ不動産では、申請書類の作成から提出まで無料でサポートします。

Q4. 「安い見積もり」と「適正な見積もり」の見分け方は?

A. 岡山エリアの木造住宅の適正相場は5万円〜8万円/坪です。これを大幅に下回る見積もり(例:3万円/坪)は、不法投棄や追加請求のリスクがあります。また、見積書に「付帯工事(ブロック塀、庭木、浄化槽)」「廃棄物処理費用」が含まれているか確認してください。

Q5. 契約書に「地中埋設物の免責特約」を入れれば、完全に免責されますか?

A. いいえ。免責特約は、売主が「悪意」または「重大な過失」がある場合は無効になります。そのため、解体時に基礎を地中1m以上まで完全撤去し、写真で記録を残すことが重要です。

次回予告:第4回―地中埋設物と整地の重要性―判例に学ぶリスク管理

次回のテーマ:

  • 地中埋設物(コンクリート基礎、浄化槽、井戸)のリスクと撤去費用(50万円〜150万円)
  • 契約不適合責任の判例(売主が撤去費用120万円を負担したケース)
  • 整地の種類(転圧・砕石・真砂土)と効果
  • 売却価格を左右する土地のレベル調整(道路より15〜30cm高く、水勾配1〜2%)
  • 買主が求める土地の状態(新築工事がスムーズに進む、雨水トラブルがない)

関連記事ナビゲーション

岡山の不動産売却・建て替え・空き家対策なら、さんぜろ不動産へ

さんぜろ不動産の「ワンストップサポート」

✅ 解体業者の紹介:信頼できる解体業者を紹介
✅ 境界確定・測量:土地家屋調査士と連携し、境界トラブルを防止
✅ アスベスト調査:2025年法改正に対応した専門業者を手配(マニフェスト確認代行)
✅ 地中埋設物の確認:解体業者と連携し、売却後のトラブルを防止
✅ 真砂土整地の手配:物件価値を最大化
✅ 補助金申請サポート:補助金の申請代行
✅ 不用品処分:遺品整理士との連携や適正処分・買取までサポート
✅ 親族間調整:相続の専門家と連携し、親族間の合意形成をサポート
✅ 売却戦略:「売主リスク最小化×買主満足度最大化」の売却戦略を提案

無料相談・無料査定を受け付けています。

このブログは、不動産攻略チャンネルと連動しています。←準備中

このシリーズの内容を、音声でさらに詳しく解説しています。

📺 YouTube:不動産攻略チャンネル
[https://www.youtube.com/playlist?list=PLRjE5hz1Nuc3Bl6mEKSbgvDDalaObTpva]

「文字で読むのは疲れた」という方は、ぜひチャンネル登録をお願いします!

3ZERO株式会社 STAFF

📞 お問い合わせ:0120-128-030
🌐 公式サイト:https://sell.3zero.jp/
📧 メール相談:https://sell.3zero.jp/contact

「モノとココロの整理」から始める、納得の売却を。

ご予約フォーム

無料訪問査定または無料現地調査査定はこちらから

ご来店予約と、メールでのご質問もこちらから

かんたんAI査定

不動産査定AIが即査定額をお答えします無料

不動産情報を入力してご希望の査定タイプをお選びください

即座に査定結果が分かります

※かんたんAI査定は物件データベースを元に自動で価格を計算し、ネットで瞬時に査定結果を表示させるシステムです。